国語

大学入試に向けた勉強法

国語の勉強、特に、現代文の勉強をついついおろそかにしちゃうんですよね
残念なことに、よく聞かれる声です。
たしかに、みなさん日本人だから、文章の内容はある程度理解できているんでしょうが、果たして、得点につながってますか?
国語にも、ちゃんとした解法があるんです!
それをいくつかご紹介しましょう♪

現代文

大多数の受験生が、現代文に解き方があるだなんて思ってもいない。
残念ながら、これが現実です…
なんとなく文章を読んで、なんとなく答えを出す、おそらく、小学生のころからそんな解き方をしていた人も多いのではないでしょうか?
しかし!国語にも、ちゃんとした解法があるのです。
突然ですが、問題です。
現代文の問題に、必ず書いている、ついついみなさんが見落としてしまう、いや見もしない言葉とは何でしょうか?
ピンときた人はなかなかのもの!
「何だろう?」と思った人は、手元にある問題の一番最初を見てください。
こう書かれてませんか?
次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい
「な~んだ」と思った人がほとんどかもしれませんが、実はこの言葉に、国語の解法の極意が込められているんですよ!!!
どういうことか言うと、文章中に必ず答え、もしくは答えの根拠があるということなんです。
そして、その答えは、幾通りもない!ひとつなんです!!
小学校のころから、学校で受けてきた国語の授業を思い返してみてください。
教科書に線を引き、先生が、「線が引かれた部分で、登場人物はどんな気持ちになっているでしょうか?みんな登場人物の気持ちになって考えましょう!」と言って、めいめいが発表する。
実は、これ、現代文の授業ではなく、道徳の授業だと思うんですね。
こういった授業では、たしかに“思いやり”であったり、“優しさ”であったり、人間として持つべき感情・態度を学べます。
その点では、非常に有意義です。

しかし、登場人物の気持ちになったからと言って、それはあくまでも自分の気持ちですし、また筆者の立場になってみたところで、それは自分の立場です。
国語
の問題は、答えがひとつなのに、それぞれの気持ち・立場を認めてしまうと、問題として成り立たくなってしまう。
なので、自分勝手に考えるのではなく、その答えを探す、もしくは根拠を探すというプロセスを欠かしてはならないのです!
国語で大事なことは、考えることよりも、探すことなのかもしれませんね!
このことを意識するだけで、ずいぶんと解き方が変わってきませんか?
では、物語文などでは、どのようにして根拠を探せばよいのか?
客観的に登場人物の気持ちをおさえる必要があるということを念頭においてください。
その手がかりとして代表的なのが、
情景描写
文字通り、登場人物の感情・心情を表わす風景・光景ですね。
簡単な例ですが、空がどんよりと曇っていたら、登場人物の心も晴れ晴れとはしていないんです。
風景の描写は、登場人物の気持ちを投影しているということを、決して忘れないでください!
また、特に、説明文などにおいては、文章の構造をおさえることも必要です。
小論文の項でも説明する予定ですが、小学生のころ、暗号のように覚えさせられた四文字熟語「起承転結」なんて考える必要はない!
国語の問題なんて、その多くが、長い文章の一部分なわけですから、起承転結になっていることは少ないはず。
わりと、冒頭に、
筆者の主張=結が来ることが多いんです。
では、文章の構造をおさえるとはどういうことか!?
それは、筆者の主張=結論をしっかりおさえることです。
具体的に説明すると、筆者の主張Xとしましょう。
そのXが、具体例比喩(ここでは
X’としましょう)などを使って、繰り返されるだけなのです。
つまり、文章の冒頭に出てくるちょっと抽象的でわかりにくい筆者の主張Xを、よりわかりやすく、詳しく説明するために、具体例比喩であるX’をこれまでもかと繰り返すわけです。
ときどき、X’が先にくることもありますが、とにもかくにも、筆者の主張Xを必ずおさえてください!
また、反論Yが出てくることもありますが、XYの見分けは誰でもつくでしょう。
反論Yなるものの存在意義は、筆者の主張Xの引き立て役!
つまり、反論Yをこてんぱんに批判することによって、筆者の主張Xをより強固なものにするという、ちょっとかわいそうな存在なんです。
ほかにも、指示語(こそあど言葉)の答えはほとんどの場合が傍線部の手前接続語(つなぎ言葉)は文と文をつなぐので括弧の前後をチェックするなど、当たり前のルールをしっかり守って、問題に臨んでください!
解き方が分かれば、あとは問題演習あるのみです。

古文

 古文って、同じ日本語なのに、どうしてこんなに読みにくいんだろう…
その気持ち、よくわかります!
ならば、発想を変えましょう!!
古文は外国語☆
ならば、勉強の仕方は、英語と一緒です。
まずは、単語から覚えましょう。
英語に比べると、覚えるべき単語量は200~300語ですし、楽ですよ!
ただ、「あはれなり(○しみじみと趣深い ×哀れだ)」のように、普段、自分たちが使っている意味とは違う言葉がかなりあるので、そのあたりは要注意です。
1冊の単語集を、繰り返し繰り返し、かたっぱしから覚えてください。
次に、文法ですが、肝となるのは何と言っても助動詞でしょう!
せいぜい30くらいしかありません。
意味、活用、接続を、こちらも覚えましょう。
ご存じの通り、助動詞によって、文意が大きく変わります。
その判別をするためにも、意味活用接続がわかっていなければならないのです。
助動詞の判別ができてこそ、はじめて古文が読めるようになるのです。
意味、活用、接続を覚えたら、助動詞の最終ステップ、判別法に進んでくださいね。
単語、助動詞を知らずして、古文を読もうなんて…それは、見たことも聞いたこともない言語に臨もうとしているようなものです!

当然、係結びや動詞・形容詞・形容動詞を知らないなんていうのは論外!
副詞の呼応だとか助詞の意味、接続語の意味も知っているといいのですが、このあたりは単語感覚で覚えてもらえればいいと思います。
あと、結構役に立つ情報・ヒントとなるのが、古文常識です。
今からさかのぼること1000年前の常識が、自分たちにわかるはずがありません!
例えば、東宮・春宮(とうぐう)という言葉がありますが、これって何でしょう?
内裏の東側にある御殿が東宮・春宮ですが、ここには皇太子が住んでいました。
それが転じて、東宮・春宮とは、皇太子の敬称を表わすようになりました。
ほかにも、文(ふみ)、つまり手紙が、当時の人たちにとっては大切なツールでした。
手紙を介して、恋愛をするのです!
しかも、その手紙にしたためた歌が上手な人がもてるという、今では考えられない恋愛事情があったのです。
歌が下手くそな人は、「なんて教養のない人なんだろう」と相手にもされないのです。
これは、あくまでも一例ですが、現代に生きる私たちには、考えられない常識がまだまだあります。
ですので、古文常識を集めた参考書を1冊、マスターしておくと、ずいぶん読むときに楽になりますよ♪
私は、こんな古文の授業は嫌いです!
「何かしらの文章があって、その文章中に出てきた単語や助動詞をそのつどチェックして説明する」
そのつど、そのつどなんてダメ!
何しろ、覚えるという意識付けができないじゃないですか?
まずは、単語や助動詞、常識など覚えるべきものをちゃんと体系的に覚える!
その上で、文章を読んで、問題にもチャンレンジする!
この流れの方が、古文の得点は上がると思いますよ。
言うまでもないことですが、記憶を長期記憶するためにも、覚える作業を入試本番まで繰り返してくださいね!

漢文

漢文を中国語だという人がいますが、それは誤りです。
たしかに、元々は中国で書かれたものかもしれませんが、それを昔の日本人が読めるように、返り点を付けたり、送り仮名をふったりして、ちょっとアレンジしたものが漢文です。
ですから、古文だと思っていただければ結構です。
ということは、古文知識がない人は、漢文もできません。
まずは、古文の勉強を怠らないことが肝心です!
それにプラスして、必ず覚えなければならないものがあります。
句法と頻出語句です。
漢文の骨組みと言っても過言ではない句法!
返読文字再読文字を含めて、形、読み方、意味を全部かたっぱしから覚えてください。

そして、英単語・熟語や古文単語・古典文法と同じで、忘れるといけないので、必ず繰り返し繰り返しチェックして、長期記憶にしましょう♪
これに、頻出語句の読み方と意味を覚えてしまえば、あとは何も怖くありません!!
覚えたことが使えるかどうか、問題を解きましょう。
はい、これでおしまい!
でも、ちょっとさっぱりしすぎるので、お役立ち情報をひとつ。
漢詩ってありますよね。
そのテーマって決まり切っていると思いませんか?
大きく分けると3つ!
①自然は美しいなぁ~素晴らしいなぁ~
②科挙試験って辛いなぁ~落ちちゃって情けないなぁ~
③田舎に帰りたいなぁ~
当然、上記の3つに限られるわけじゃないですが、わりとワンパターンなんで、内容を決めてかかれると思いますよ!

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